女性の泌尿器(Women’s Urology)
女性の泌尿器(Women’s Urology)
頻尿・尿もれ・膀胱炎。日々の生活やお仕事にそっと影響するお悩みを、やさしく・ていねいに一緒に整えます。
まずは症状の整理と必要最小限の検査から。行動療法・骨盤底リハ・お薬を、ライフイベントに合わせて無理なく続けられる形に。
※診療時間はお知らせをご確認ください。
概要:からだと生活に寄り添う“現実解”
女性の泌尿器の不調は、膀胱の過敏さ(過活動膀胱)、骨盤底のゆるみ、ホルモンの変化、便秘・冷え・睡眠など、いくつかの要素が重なって起こります。まずは症状の整理とやさしい検査から。生活やお仕事、妊娠・産後・更年期といったライフイベントに合わせて、続けやすい方法をご一緒に選びます。
お悩み別ガイド(クリックで詳しく)
受診の目安(安心のために)
まずご相談を:トイレが近い・急に我慢できない/くしゃみで漏れる/膀胱炎をくり返す/夜間に何度も起きる/健診で尿に血が混じると言われた など。
救急へ:高熱+背中(側腹部)の激痛(腎盂腎炎の疑い)/血のかたまりで出にくい/まったく出ない、強い下腹部痛。
検査(痛みの少ないものから)
| 尿検査 | 感染・血尿・蛋白の確認。必要時は培養・感受性・PCR。 |
|---|---|
| エコー | 腎・膀胱の状態や残尿を確認。被ばくなし。 |
| 残尿量 | 排尿後の残り具合を超音波でチェック。 |
| 排尿日誌 | 飲水・回数・量をメモして、生活との関係を見つけます。 |
| 画像検査 | X線/CT/MRIは必要時に。過剰検査は避けます。 |
治療:やさしく始めて、続けやすく
行動療法
- 飲水・カフェインの時間帯調整
- 定時排尿・二段排尿(残りやすい方)
- 夜の冷え・便秘対策、睡眠の質改善
骨盤底リハ
骨盤底トレーニングで“くしゃみ漏れ”にアプローチ。続け方を丁寧にお伝えします。
精密検査・処置・手術(例:重度の腹圧性尿失禁)が必要な場合は、連携病院と一緒に治療にあたります。
ライフステージ別の工夫
妊娠を考えている・妊娠中
薬は慎重に選び、セルフケアとリハ中心で。便秘・冷えの対策も大切に。
産後
骨盤底の回復に合わせて、無理のないトレーニング計画を一緒に作ります。
更年期以降
睡眠・体重・運動を整えるだけでも改善が期待できます。薬は最小限から。
プライバシー配慮
お話ししづらいテーマも、個室・守秘で安心してご相談いただけます。LINEでの事前相談も可能です。
費用の考え方(保険/自費)
| 診察・尿/エコー・残尿測定 | 保険(症状に合わせて最小限から) |
|---|---|
| 薬(OAB薬・抗菌薬 など) | 保険/適応により判断(妊娠・授乳は個別に) |
| 骨盤底リハ | 保険の範囲でご案内(頻度は生活に合わせて調整) |
| 自費 | 当院は性感染症の一部のみ自費。その他は保険診療で対応します。 |
FAQ:よくあるご質問
検査は痛いですか?
まずは尿検査・エコーなど痛みの少ない検査から。必要時のみ追加します。
薬はずっと飲み続けますか?
いいえ。生活の整えとリハで量を減らしたり、卒業を目指せる場合もあります。
仕事が忙しくて通院が不安です。
来院間隔や検査のタイミングを調整します。オンライン予約・LINE連絡をご利用ください。
妊娠・授乳中でも受診できますか?
可能です。時期に合わせて安全第一でご提案します。自己判断の市販薬は控えてください。
👩⚕️ 医師監修
荘子 万可 医師(泌尿器科専門医/日本抗加齢医学会専門医)
0th CLINIC 日本橋 泌尿器科
- 監修日:2025-11-02
- 最終更新日:2025-11-02
- 監修範囲:本文全体(受診目安・検査・治療・FAQ)
※診療時間はお知らせをご覧ください。
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