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膀胱炎治療
もしかして、膀胱炎かも…?
突然の下腹部の違和感や
おしっこが痛い、少ししか出ない
何度もトイレに行きたくなる
そんな症状があったら、膀胱炎の可能性があります。
「薬を飲んだのに治りが悪い」「再発を繰り返している」
そんなときは、お早めに医師の診察を。
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📅 休み時間やお昼休みに、スマホからそのまま予約可能です。
🔍 膀胱炎とは?
膀胱炎は、膀胱の内壁に炎症が生じた状態で、主に細菌感染が原因です。特に大腸菌が多く、尿道から膀胱に侵入して発症します。また、薬剤・化学物質・放射線・カテーテルなどによる非感染性膀胱炎も存在します。
👩⚕️ なぜ女性に多い?
膀胱炎は圧倒的に女性に多く見られます。その理由は、女性は尿道が短く、肛門や膣との距離も近いため、外陰部からの細菌が膀胱に到達しやすいためです。
また、性行為や殺精子剤の使用などがリスクを高め、更年期や妊娠などのホルモン変化も尿道のバリア機能を弱めるため、発症しやすくなります。
🦠 主な原因菌
菌種 | 特徴・関連 |
---|---|
大腸菌 | 腸内常在菌。最も多い原因菌。 |
腸球菌 | グラム陽性球菌で、高齢者に多い。 |
クラミジア | 性感染症由来。非定型膀胱炎の原因に。 |
淋菌 | 性感染症。尿道炎と鑑別が必要。 |
カンジダ菌 | 真菌性。抗菌薬後の感染に注意。 |
ウイルス | 免疫不全時などに稀に発症。 |

細菌が尿道から侵入して膀胱へ
⚠️ 膀胱炎のリスク要因
【生理的・構造的要因】
- 女性の短い尿道
- 性行為、避妊具(殺精子剤)
- 妊娠、更年期、月経
- 排尿困難、尿閉
【疾患や治療に関連】
- 糖尿病、前立腺肥大、神経因性膀胱
- 尿路結石、腫瘍、カテーテル留置
- 薬剤、放射線治療
【生活習慣や体質】
- 水分不足、排尿の我慢
- 不衛生、便秘・下痢
- ストレス、冷え、栄養不足
- 肥満、免疫低下、骨盤臓器脱

生活習慣や体調によっても膀胱炎リスクは変化します
🚽 膀胱炎の症状と合併症
📋 主な症状
- 🔁 頻尿:トイレの回数が増える(10分おきに感じることも)
- 🔥 排尿時の痛み・灼熱感:尿道や下腹部がヒリヒリ
- ⛔ 残尿感:排尿後も残っているような違和感
- 💧 尿の濁り:白濁・悪臭・膿の混入
- 🩸 血尿:肉眼的または顕微鏡的に確認
- 😖 下腹部の痛み:鈍痛・排尿で軽減されることも
- 🌡️ 軽い発熱:合併症があると高熱の可能性あり
💬 その他の随伴症状
- 急な尿意(尿意切迫感)
- 排尿困難・出しきれない感覚
- 夜間頻尿(夜間に何度もトイレ)
- 尿の色や臭いの変化、排尿後の痛み
🔍 種類別の膀胱炎
- 🦠 急性単純性膀胱炎:健康な人に多く典型的な症状
- 🔁 慢性膀胱炎:繰り返し発症または長期化
- ❓ 間質性膀胱炎:原因不明で痛みや頻尿が持続
- 🩸 出血性膀胱炎:目立つ血尿。薬剤・ウイルス・放射線も原因
- 🍄 真菌性膀胱炎:免疫低下や抗菌薬使用が関連
- ☢️ 放射線性膀胱炎:がん治療に伴う副作用として
⚠ 放置による合併症
- 💉 腎盂腎炎:膀胱から腎臓へ感染が波及。高熱・腰痛・嘔気など
- 🩸 尿道炎:炎症が尿道へ拡大。排尿時痛や分泌物
- 🫀 敗血症:感染が血流に乗って全身へ。高齢者・基礎疾患ある方は要注意
- ⏳ 膀胱機能低下:繰り返すと排尿能力が低下する可能性
- ⚠ 他疾患の見逃し:膀胱がんや尿路結石などが背景にある場合も
🔄 再発・慢性化のリスク要因
- 抗生物質の過度な使用 → 耐性菌の出現
- 膣や膀胱内の常在菌のバランス崩壊
- 閉経後のエストロゲン低下 → 膣粘膜の萎縮
- 生活習慣(冷え・水分不足・排尿の我慢)
💊 膀胱炎治療の効果と特徴
🔬 治療の基本メカニズム
膀胱炎の治療は、病原体(主に細菌)を排除し、炎症を鎮めることが目的です。細菌性膀胱炎では薬物療法(抗生物質)が基本となります。
💉 抗生物質による治療
抗生物質は、細菌の細胞壁合成やDNA複製を阻害することで、細菌を死滅させます。主な処方薬には以下のようなものがあります:
- ケフレックス(セファレキシン):セフェム系抗生物質
- クラビット(レボフロキサシン):ニューキノロン系抗菌薬
- ST合剤(バクタ®):スルファ剤+トリメトプリムの合剤
- セフトリアキソン:第3世代セフェム。注射剤として使用
最近では薬剤耐性菌の増加が問題となっており、初診時に尿培養検査を行い、菌種に合った抗生物質を選ぶことが重要です。
🛒 市販薬は効く?
漢方系の市販薬は、利尿・鎮痛・抗炎症作用などで軽症時の緩和が期待されます。ただし、細菌を直接殺す効果はないため、症状が続く場合は医療機関を受診しましょう。
❌ 非細菌性膀胱炎の治療
- 間質性膀胱炎:抗アレルギー薬、鎮痛薬、膀胱鎮静薬など
- 食事療法:カフェイン・香辛料・酸性食品の制限
- 薬剤性・放射線性膀胱炎:原因除去+対症療法
🧬 再発予防と生活習慣の改善
- 🚰 水分をしっかりとる → 尿量が増え、菌を洗い流せる
- 🚽 尿意を我慢しない
- 🧻 拭き方に注意(前から後ろへ)
- 🧼 外陰部を清潔に保つ
- 🛌 疲労・ストレスを避ける → 免疫力の維持に重要
✅ 膀胱炎の適応と治療を受けるべき人
膀胱炎の症状(頻尿・排尿時痛・残尿感・尿の濁り・血尿など)が見られた場合は、速やかに医療機関を受診することが推奨されます。
特に高熱・腰痛・吐き気などの全身症状を伴う場合は、腎盂腎炎など重篤な合併症のリスクがあるため、早急な対応が必要です。
👨⚕️ 治療を強く推奨する方
- 頻尿・排尿痛・残尿感・尿の混濁・血尿など典型的な膀胱炎症状がある方
- 高熱や腰痛、吐き気などの全身症状を伴う方
- 症状が改善しない、または悪化している方
- 繰り返す膀胱炎に悩んでいる方
- 糖尿病・尿路結石・前立腺肥大などの基礎疾患がある方
- 免疫機能が低下している方(高齢者・がん治療中など)
- 尿路カテーテルを使用している方
- 妊娠中の方
- 高齢の方(症状が不明瞭になりがち)
早期の治療によって、症状の緩和だけでなく、合併症の予防や生活の質(QOL)の維持にもつながります。
🧬 生活習慣に合わせた膀胱炎治療法の選択
膀胱炎の治療は、症状や原因、生活習慣に応じて柔軟に調整されるべきです。抗生物質による治療とともに、生活習慣の改善が再発防止に重要です。
🚰 水分摂取の意識
- 水分をしっかりとることで、尿量を増やし、細菌の排出を促進
- 水やカフェインを含まないお茶が推奨
🚽 排尿習慣の見直し
- 尿意を我慢しないことが重要
- 長時間の我慢で膀胱内に細菌が繁殖しやすくなる
🧼 陰部衛生と衣類選び
- 性行為の前後に排尿・洗浄することで感染リスク低下
- 通気性の良い下着(綿素材など)を選ぶ
🍽️ 食生活の見直し
- カフェイン・アルコール・香辛料・柑橘類・チョコなどの刺激物は控える
- 間質性膀胱炎では個別の食事制限が必要になることも
🛌 ストレスと体調管理
- 疲労やストレスは免疫力を下げ、膀胱炎の再発リスクを高める
- 十分な睡眠と休息を確保し、リラックスを心がける
このように、生活背景やライフスタイルに合わせた治療を選び、医師と相談しながら実践することが、再発の予防と快適な生活維持に直結します。
🩺 膀胱炎の診断と治療の流れ
① 問診
医師が頻尿、排尿時痛、残尿感、尿の混濁、血尿などの有無を確認します。
発症のタイミング、症状の持続時間、既往歴なども丁寧に聞き取ります。

② 尿検査・尿培養検査
尿検査では、尿の外観や白血球・細菌・血尿の有無などを調べます。
尿培養により原因菌と有効な抗菌薬(感受性)を特定します。
※抗生物質を服用する前に検体を採取する必要があります。

③ 血液検査(必要時)
高熱や全身症状がある場合は、血液検査を行い、炎症反応や腎機能への影響を評価します。

④ エコー(超音波)検査
再発例や合併症が疑われる場合は、超音波検査を行い、腎臓や膀胱の状態、尿路結石や腫瘍の有無を調べます。
特に男性や治療抵抗性の場合には重要な検査です。

⑤ 診断と治療開始
検査結果をもとに膀胱炎の診断を確定し、原因菌に合った抗生物質や生活指導が行われます。
再発を防ぐため、正しい服薬と生活習慣の見直しが重要です。


⏳ 膀胱炎の治療期間と注意点
💊 細菌性膀胱炎の治療期間
細菌性膀胱炎は、抗生物質の内服が基本となり、通常は3〜7日間程度の治療で改善が見込まれます。
症状が強い場合には、鎮痛剤や解熱剤が併用されることもあります。
※必ず医師の指示に従い、処方された薬は最後まで飲み切るようにしましょう。
❌ 非細菌性膀胱炎の治療法
- 間質性膀胱炎:鎮痛薬、抗アレルギー薬、抗うつ薬、膀胱内注入療法、水圧拡張など
- 放射線性・薬剤性膀胱炎:原因除去+対症療法(鎮痛、保護、補液など)
- 食事療法:膀胱刺激性食品(香辛料、カフェイン、柑橘類など)の制限
📌 治療中の注意点
- 🚰 水分を多めにとることで、尿で細菌を排出
- 🛌 安静を保ち、身体の回復を優先
- ⛔ 勝手に服薬を中止しない(症状が軽快しても)
⚠️ 抗生物質の副作用に注意
主な副作用には、吐き気・下痢・発疹・かゆみなどがあります。以下のような重篤な症状が出た場合はすぐに医療機関へ:
- 高熱・悪寒・息苦しさ・動悸
- 水分がとれないほどの嘔吐や下痢
- 排尿困難、尿が出ない
🏪 市販薬の注意点
市販薬(漢方系など)は症状の緩和に役立つこともありますが、細菌そのものを除去する効果は限定的です。
数日服用しても改善がない場合は、必ず医療機関を受診しましょう。
🔁 治療後の再発予防
- 🚽 排尿習慣を見直す(我慢しない、性行為後の排尿)
- 🧻 正しい拭き方(前から後ろへ)
- 🧼 陰部を清潔に保つ(通気性の良い下着も有効)
- 🍽️ 刺激物の摂取を控える(カフェイン、アルコール、香辛料など)
- 🛌 ストレスや疲労を溜めない → 免疫維持に重要
膀胱炎は再発しやすい疾患です。医師の指導に従い、生活習慣の改善と予防策を継続することが、再発防止の鍵となります。
❓ 膀胱炎に関するよくある質問(Q&A)
Q:膀胱炎は自然に治ることがありますか?
軽度の膀胱炎であれば、十分な水分摂取や休息、適切な衛生習慣を保つことで自然に治癒することもあります。
ただし、症状が重い場合や長引く場合には、医療機関での治療が必要です。
特に発熱・腰痛がある場合は腎盂腎炎の可能性があるため、早めに受診しましょう。
Q:膀胱炎の治療期間はどれくらいですか?
急性単純性膀胱炎では、抗生物質による治療で通常数日〜1週間程度で症状が改善します。
慢性や間質性膀胱炎の場合は、治療期間が数週間〜数ヶ月に及ぶこともあり、医師の指示に従った継続治療が必要です。
Q:膀胱炎を予防する方法はありますか?
はい、以下のような日常習慣が予防に有効です:
- 水分をこまめに摂り、排尿回数を増やす
- 排便後の拭き方を「前から後ろ」に
- 性行為の前後に排尿・洗浄する
- 綿素材の通気性の良い下着を選ぶ
- 疲労やストレスを避け、免疫力を維持
- クランベリージュースも再発予防に一部効果があると報告あり
Q:膀胱炎の市販薬は効果がありますか?
市販薬の多くは漢方成分や生薬による利尿・鎮痛・抗炎症作用を持ち、軽度の初期症状には有効な場合もあります。
ただし、細菌を殺す力は弱く、症状が改善しない・悪化する場合は医療機関を受診することが重要です。
Q:膀胱炎になったら、どのような飲み物を摂るのが良いですか?
最も大切なのは水やカフェインを含まないお茶などを十分に摂取し、尿量を増やすことです。
カフェイン・アルコールは膀胱を刺激する可能性があるため、避けるのが望ましいです。
クランベリージュースも、再発予防や症状の緩和に役立つ可能性があります。
🏥 当院の膀胱炎診療を選ぶ理由
🔍 正確な診断と丁寧な問診
当院では、まず患者様の症状を詳しく伺い、丁寧な問診と尿検査・尿培養検査を行い、感染の有無と原因菌を特定します。
必要に応じて、超音波(エコー)検査によって膀胱や尿路の状態も確認可能です。
💊 一人ひとりに合った治療
細菌性膀胱炎に対しては、培養検査の結果をもとに抗生物質を選択し、症状に応じて鎮痛剤や補助療法も併用します。
耐性菌が疑われる場合でも、適切な抗菌薬を見極めて処方します。
🧬 非細菌性膀胱炎にも対応
間質性膀胱炎などの非細菌性膀胱炎では、薬物療法・膀胱内注入療法・生活指導など、患者様のQOL改善に配慮した包括的な治療をご提案します。
🌟 安心と信頼の診療体制
初診から再発のご相談まで、丁寧な説明と温かい対応を大切にしています。
膀胱炎でお悩みの方は、ぜひ当院へご相談ください。早期発見と早期治療が、日常生活の快適さを取り戻す第一歩です。
📚 膀胱炎・膀胱炎治療に関する科学的根拠と外部リンク集
🔬 公的機関・国際機関の情報
- CDC:膀胱炎の基本と治療法(米国)
- CDC:尿培養の適切な活用について
- WHO:経口治療の製品プロファイル
- WHO:推奨抗菌薬への高い耐性に関する報告
- EMA:細菌感染症治療薬の評価ガイドライン
- EMA:フルオロキノロン系抗菌薬の使用制限
📖 学術論文・文献データベース(NCBI)
💊 製薬会社の薬剤情報(英文)
これらのリンクは、膀胱炎の診断・治療・再発予防におけるエビデンスに基づいた医療の実践を支援する信頼性の高い情報源です。
医療者・患者ともに、正しい知識をもとに治療に取り組みましょう。
👨⚕️ 医師からのコメント・監修

「膀胱炎は早期の診断と適切な抗菌薬選択が鍵です。
再発例や慢性化を防ぐため、培養検査や背景疾患の評価を重視しています。」
当院では、泌尿器疾患に対してプライバシーに配慮した診療体制を整えています。
排尿トラブルや感染症など、誰にも相談しづらい症状こそ、専門医にご相談ください。
0th CLINIC
・日本泌尿器科学会認定 泌尿器科専門医
・日本抗加齢医学会専門医
・テストステロン治療認定医

「膀胱炎は皮膚や腸内の常在菌が関与することもあるため、
生活指導や外陰部のケアも含めた総合的なアプローチが重要です。」
0th CLINICでは、感染症治療・皮膚ケア・予防の観点からも膀胱炎治療をサポートしています。
くり返す膀胱炎に悩まれている方も、ぜひ一度ご相談ください。
0th CLINIC 日本橋 院長
医学博士/日本病理学会認定 病理専門医
総合診療・救急科での診療歴10年以上
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