しこり・嚢胞性ニキビ|硬いニキビが治らない理由と90日治療プラン
しこり・嚢胞性ニキビ(硬い・痛い・治らない)
触ると硬くて痛い“しこり”は、皮膚の深い層の炎症が関与しやすく、
圧出が効きにくい/抗菌薬だけではぶり返しやすいタイプです。
無理につぶさないことが最重要。ここでは①今日できることと、
②90日で整える計画を分けて、現実的に提案します。
明日までに目立ちを減らしたい
適応を絞って“炎症を早く落とす”選択肢を整理します。
90日で整えたい
外用の最適化+摩擦・乾燥・皮脂を“設計”します。
何をしても治らない/跡が増える
重症・再発例では早期に内服治療を検討します。
※本ページは一般的な医療情報です。最適な治療は症状・既往・妊娠可能性などで変わります(診察で調整します)。
まずはセルフチェック(当てはまる方へ)
「しこり・嚢胞性」っぽいサイン
- 触ると硬い/押すと痛い
- 表面だけの白ニキビと違い、奥から盛り上がる
- 赤みが強い、または赤みは弱いが腫れが目立つ
- 引いても同じ場所で再燃しやすい
- 跡(色素沈着・凹み)が増えそうで怖い
受診を急いだ方がよいサイン
- 急に腫れて熱感が強い/膿がたまっている感じがある
- 顔全体に広がる赤み、強い痛み、発熱
- 目の周り・鼻周りで悪化(腫れが強い)
- 自己処置後に悪化(強い圧出、針、つぶし)
※ニキビ以外(毛嚢炎、できもの、粉瘤など)が混ざることがあります。診察で見極めます。
面皰圧出が効きにくい理由(ここが“普通のニキビ”と違う)
- 病変が深い:表面の詰まりだけでなく、奥で炎症が広がる
- 内容が粘稠:押し出しにくく、刺激で悪化しやすい
- 炎症が主役:圧出刺激が炎症を増やし、跡のリスクを上げる
結論:戦略を2つに分ける
- 短期:“目立ちを下げる”応急対応(適応限定)
- 中長期:外用最適化+生活・摩擦を含む“再発設計”
同じことを繰り返さないために、ここを分けて考えるのが最短です。
当日できること(“今日”の現実解)
※状態により適応が変わります。自己判断のつぶし・針・強い圧出は避けてください。
| 選択肢 | 狙い | 目安 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 触らない+摩擦を避ける | 炎症の追加ダメージを止める | 当日から | マスク・髪・寝具・ひげ剃りなど“当たり”を減らす |
| 冷却(短時間) | 痛み・腫れ感の軽減 | 短時間を数回 | 凍傷予防(長時間はNG) |
| 外用の“刺激を出さない導入” | 詰まりの土台を整える | 1〜2週間で調整 | 赤み・乾燥が出たら頻度/量を調整(診察で最適化) |
| 局所注射(適応限定) | イベント前など“目立ちを下げる” | 単発・限局 | へこみ・色調変化・血管拡張などのリスク。医師が適応判断 |
| 補助施術(例:ピーリング等) | 周辺の新生抑制を補助 | 2〜4週ごと | 当日は擦らない・紫外線対策と保湿を徹底 |
“当日やらない方がいい”代表
- 針で穴を開ける/強い圧出/つぶす
- 熱い風呂・サウナ直後に触る
- アルコール強めの拭き取り・スクラブ
“今日からやる”最小セット
- 洗顔は擦らず、回数は1〜2回
- 保湿でバリアを落ち着かせる
- 紫外線対策(色素沈着予防)
90日で整える計画(再発を減らす“設計”)
しこりニキビは、刺激を出しすぎない導入と継続できる形への最適化が鍵です。
外用の軸(例)
- 角化を整える(レチノイド等)
- 炎症・菌に対応(過酸化ベンゾイル等)
- 赤み・色調を補助(アゼライン酸等)
“どれをどの順・頻度で”が結果を分けます。刺激が出たら設計を組み替えます。
摩擦・生活の見直し(効きやすい所)
- マスク・寝具・髪・ヘルメットの接触
- ひげ剃り(回数と刃の当て方)
- 乾燥(バリア低下)→ 刺激が出やすい
- “つい触る”癖の封じ
タイムライン(目安)
| 時期 | 狙い | よくある調整 |
|---|---|---|
| 0〜2週 | 炎症を悪化させない導入 | 頻度を落とす/保湿を増やす/塗り分け |
| 2〜6週 | 新生(できる数)を減らす | 外用の主役を固定し、刺激を管理 |
| 6〜12週 | 再発率を落とす/跡を増やさない | 残るしこりに追加治療を検討 |
“続けられる形”が最重要です。途中で刺激が出るのは珍しくありません(設計を変えます)。
難治・再発例の考え方(早期に検討する選択肢)
繰り返す/広範囲/跡が増える/標準治療で不十分な場合は、 “短期の応急”だけでは追いつかないことがあります。治療の主戦場を中長期設計へ移します。
早期検討の目安
- しこりが多い/再燃が早い
- 瘢痕リスクが高い(凹みが増える)
- 90日計画でも追いつかない
安全のための重要ポイント
- 妊娠可能性がある場合は特に慎重(薬剤により禁忌・厳格管理)
- 乾燥・皮膚刺激の管理が必要
- 既往・内服・生活に合わせて設計
やっていいこと/避けたいこと(跡を増やさない)
やっていい(推奨)
- 擦らない洗顔・適切な保湿
- 紫外線対策(色素沈着予防)
- “当たり”の原因を減らす(マスク・髪・寝具)
避けたい(悪化・跡リスク)
- つぶす/針/強い圧出
- スクラブ・強い拭き取り
- 刺激が出ているのに外用を“増やし続ける”
料金(税込)
| メニュー | 内容 | 料金 |
|---|---|---|
| サリチル酸マクロゴールピーリング(顔) | 角化調整・周辺の新生抑制を補助 | 8,800円(併用 5,500円) |
| 局所注射(適応限定) | イベント前など“目立ちを下げる”目的 | 診察時にご案内 |
※施術は状態により適応が変わります。安全性の説明後に実施します。
よくある質問
Q. しこりは圧出してもらえますか?
A. しこり主体は圧出が無効〜悪化のことがあり、原則は適応を慎重に判断します。まずは炎症を落ち着かせ、外用の最適化と計画治療を優先します。
Q. 抗生剤だけで治りますか?
A. 深い炎症では抗生剤だけで十分でないことが多いです。角化の調整+炎症設計を軸に、必要時は追加治療を組み合わせます。
Q. 注射は安全ですか?
A. 適応を絞れば有用な場面がありますが、へこみ・色調変化・血管拡張などのリスクがあり、医師が必要性とリスクを比較して判断します。
Q. どれくらいで良くなりますか?
A. “見た目”は動くことがありますが、再発を減らすには90日を一単位に設計するのが現実的です。途中で刺激が出た場合は設計を組み替えます。
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医師からのコメント・監修
「しこり・嚢胞性ニキビは、“急ぎの目立ち対策”と“再発しにくい土台づくり”を分けて設計すると、遠回りが減ります。無理につぶさず、適切な順序で整えましょう。」
0th CLINICでは、肌トラブルを患者さまごとに最適化し、必要に応じて生活指導も含めて多面的にサポートします。
0th CLINIC 日本橋 院長/医学博士
日本病理学会認定 病理専門医/プライマリ・ケア連合学会認定 プライマリ・ケア認定医
日本医師会認定 産業医/健康スポーツ医
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