【毛穴/質感改善】ルメッカ(IPL)の実力と限界

【毛穴/質感改善】ルメッカ(IPL)の実力と限界|0th CLINIC 日本橋

ルメッカ|毛穴/質感改善
— 何に効いて、どこが限界?回数・併用・ホームケアまで —

開き毛穴や赤み毛穴、ざらつき・くすみなどの肌の質感に、ルメッカ(IPL)は有力な選択肢です。
一方、深いクレーターや強いたるみ毛穴には、フラクショナル/スキンブースター等との併用設計が効果的です。

【毛穴/質感改善】ルメッカ(IPL)の実力と限界
VISIAで同条件撮影した比較例(Before→4回後)。

毛穴・質感タイプの自己チェック

開き毛穴

Tゾーン中心。テカりやすい。ファンデが落ちやすい。

赤み毛穴

毛穴周囲の紅斑・ニキビ後の赤みが残るタイプ。

たるみ毛穴

ほほの毛穴が縦長に見える。年齢・弾力低下が関与。

クレーター/凸凹

深いニキビ跡・瘢痕。照射単独では不十分なことも。

効く理由(メカニズム)

  • 真皮加熱→コラーゲン新生:ハリが出て毛穴縁が引き締まる/キメが整う。
  • ヘモグロビンへの反応:毛穴周囲の赤みを軽減し目立ちにくく。
  • 皮脂バランスの最適化:過剰なテカりやざらつきの緩和に寄与。
IPL光(表皮〜真皮上層) 毛細血管 真皮:コラーゲン新生
表皮〜真皮上層へ熱作用。赤み軽減と質感向上に寄与。

適応と限界

カテゴリ ルメッカが得意 併用推奨/代替
開き毛穴・キメ コラーゲン新生で引き締め、質感アップ ピーリング/エレクトロポレーションの追加で相乗
赤み毛穴(ニキビ後紅斑) ヘモグロビン反応で赤み軽減 赤み強い場合は赤みページ参照
たるみ毛穴 軽度〜中等度は改善傾向 スキンブースター/コラーゲンピール等で補強
深いクレーター/瘢痕 単独では不十分 ピコフラクショナル等の併用を検討

回数・間隔・コース設計

質感目的は効果の立ち上がりに時間が必要なため、30〜45日間隔で4〜6回を基本に(料金・間隔の詳細)。
その後は2〜4か月ごとにメンテナンスを推奨します。

肌の代謝は約10日ほど早まり、20代以降の方では1〜1.5か月ペースが適正。肌色・生活(日焼け予定/スキンケア習慣)で調整します。

併用の黄金パターン

  1. ピーリング → ルメッカ → エレクトロポレーション
    角質を整え光を均一化→照射→有効成分導入。ピーリングエレクトロポレーション
  2. ルメッカ × ピコフラクショナル
    色調と質感を並行改善。クレーター/毛穴の目立ちに。詳細
  3. ルメッカ × スキンブースター
    内側のうるおい・ハリを底上げし、キメ・ツヤを最短で体感。美肌・肌育注射

※ 同日併用の可否は肌状態と出力で決定します。医師が安全第一で調整します。

ホームケア:今日からできること

  • やさしい洗顔:摩擦NG。ぬるま湯で30秒以内。
  • 十分な保湿:セラミド/アミノ酸系でバリア回復。
  • 日中のUV対策:SPF50+ PA++++、塗り直し2〜3回。
  • 角栓対策は穏やかに:スクラブ・強い毛穴パックは控える。

レチノール・AHA/BHA等の刺激性外用は、照射前後は医師の指示で使用タイミングを調整しましょう。

よくある質問

黒ずみ(角栓)にも効きますか?

ざらつきやキメには寄与しますが、角栓そのものにはピーリング等の併用が有効です。

クレーター状のニキビ跡は改善しますか?

浅い凹凸は改善傾向ですが、深い瘢痕はフラクショナル等を併用しましょう(参考)。

何回で実感できますか?

質感目的は2〜3回目頃から実感が増え、4〜6回で明確な変化が出やすいです。

ダウンタイムはありますか?

当日のほてり・軽い赤み程度が主です。詳しくはダウンタイムページをご覧ください。

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👨‍⚕️ 医師からのコメント・監修

【毛穴/質感改善】ルメッカ(IPL)の実力と限界
ルメッカはシミや赤み、くすみに対する総合的な美肌治療です。
従来のIPLよりも高いピークパワーを持ち、少ない回数で実感できる治療効果が魅力です。
肌質や症状に合わせて、安全かつ効果的な出力設定で治療を行うことが大切です。」

当院では、VISIA肌診断などを用いて、色素斑や毛細血管の状態を正確に評価した上でルメッカ治療を行っています。
シミ・そばかす・赤ら顔・毛穴の開きなど、複数のお悩みを同時に改善したい方におすすめです。
施術前後のスキンケアや、他治療とのコンビネーションについても丁寧にご案内いたします。

監修:黒田揮志夫 医師(病理専門医/皮膚病理医)
0th CLINIC 日本橋 院長
日本病理学会認定 病理専門医/総合診療、救急科での診療歴10年以上

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